「YO-YO!YOのモーニング刑事(デカ)~俄然強め編~」にお越しいただきありがとうございます!
当ブログは、リニューアルに伴い下記URLに移転いたしました。


http://yoyo1223.blog101.fc2.com/


今までお世話になりましたことをお礼申し上げますと共に、
今後とも新たな「YO-YO!YOのモーニング刑事(デカ)~俄然強め編~」をよろしくお願い申し上げます。

                                                 管理人:ykbach

以前の記事
2007年 07月
2007年 06月
2007年 05月
2007年 04月
2007年 03月
more...
カテゴリ
検索
カテゴリ:本( 2 )
大沢在昌 『新宿鮫』シリーズ
ここ1ヶ月ほど、大沢在昌氏の『新宿鮫』シリーズにはまっている。
いわゆるハードボイルド小説にこれだけ夢中になるのは初めてだ。以前、北方謙三氏やレイモンド・チャンドラー氏の短編を読んでみたが、どうもしっくりこなくて途中で投げ出していた。以来、ハードボイルドは苦手なものだと決めつけていた。

実は今回、『新宿鮫』を読み始めたのも、「ハードボイルドを読んでみよう!」と思ったからではない。『半落ち』で有名な横山秀夫氏の著作を何冊か読み(『半落ち』は読んでいないが…)、初めて警察小説といわれるジャンルを知り、他の警察小説も読んでみようと手にしたのが『新宿鮫』だった。スリリングな展開に、登場人物もなかなか味わいがあって、こりゃ面白い!てことで2作目、3作目と読み進むうちに、大沢在昌氏はハードボイルド作家だということを知った。そうか…ハードボイルドが全部ダメなわけではないのだ。
まあ、ジャンルが何であれ自分にとって面白ければそれでいいのだが…。


ちなみにウィキペディアで調べてみると…

ハードボイルドとは、「ミステリの分野のうちでも、感傷を排して、ことさらに文体や主人公の性格、行動などの冷静さ、一部には冷酷を装った内容をもつ作風の小説」だそうだ。

警察小説は、単独では投稿されていないが、推理小説の中の1ジャンルとして挙げられ、「警察官が主人公であるもの。謎解きそのものより警察の捜査活動の描写に重点が置かれる。警察組織内部の情勢や暗部を題材としたものもある」と説明されている。


なるほど…。ということは『新宿鮫』は、ハードボイルドの作風で書かれた警察小説、ということだ。
だから何ってことでもないが、なんだかスッキリした!!
※さらに調べてみると、『新宿鮫』で投稿されており、「大沢在昌のハードボイルド小説。新宿署の鮫島警部を主人公とする警察小説のシリーズ」とちゃんと書いてあった…。


まだ、シリーズ5作目『炎蛹』の途中だが、今まで読んだ中では2作目『毒猿』が一番好きである。
台湾の殺し屋・毒猿がカッコ良すぎる!映像にしたらきっと目を覆いたくなるであろう残虐な暴力シーンが幾つか登場するが、毒猿の凄さを際立たせるための必要不可欠な表現だと思えたし、むしろ読んでいてスカッとした。(心が病んでるわけじゃないよな…??)
この物語では、ほとんど新宿鮫は脇役ですな!

ごくごく個人的なことを言わせていただければ、『新宿鮫』の舞台は文字通り新宿界隈であり、登場する地名や通りがとても身近なため、頭に絵を描きやすいというのもありがたい。
風林会館、花園神社、区役所通り、早稲田通り、小滝橋通り…それになんといっても新宿鮫は中野区野方に住んでいる!同じ中野区民だ!!
[PR]
by ykbach | 2006-06-09 22:41 |
『模倣犯』
一昨日、昨日とスポーツ、今日は読書ネタってことで、すっかり株から離れておりますが、お許しください。株について書くことがない今日この頃なので…。


ここ数ヶ月、株や金融関連の本ばかり読んでいたのですが、さすがに食傷気味になってきまして、そろそろワクワク楽しめる小説を…
ということで、先月より宮部みゆきの『模倣犯』を読んでおりました。
ちょうど文庫本が出たので…てこともあったのですが、全5巻でしかも1冊が結構分厚い!これじゃあ上下2巻の単行本とさして値段が変わらん!とブツブツ言いつつ、中弛みしながらも何とか読み終えました。

ストーリーや構成はなかなか凝っていて、面白く読ませていただきました。実際に身近で起こっていて、なんとなく背中が薄ら寒くなるような空気感は、さすがだな~って思いました。
ただ、ひとつ気になったのは…登場人物の心理や行動、さらには場の雰囲気を描写する時の比喩(例え)がくどいのでは??ということです。宮部みゆきは今まで『理由』『火車』『魔術はささやく』を読みましたが、その時はあまり感じなかったのですが…。
本来比喩って、抽象的な言葉では表現しにくい事象を、読者に具体的にイメージさせるために用いられるのでしょうが、例えが分かりにくい上に、一つの事象に2つ、3つと例えを重ねたりされると、むしろ逆効果なのではと思ってしまいます。比喩が出てくるたびに「ん?」って考えて、「わかったようなわかんないような例えだな~」ってことで仕方なく先に読み進んでおりました。面倒くさいので、途中から比喩が出てくると読み飛ばしましたが、それでも十分問題なく理解できました!(笑)
ちなみに『模倣犯』は原稿用紙約3,550枚ほどにも及んだそうですが、もう少し余計な表現削ればコンパクトに出来たのでは?すみません、宮部さん、言い過ぎました!!


ひとつ小説を読み終えると、さあ次は何を読もうかと考えるのも楽しいものです。この数年、池波正太郎の時代小説、宮城谷昌光の中国歴史小説、松本清張・宮部みゆきのサスペンスなどをローテンションして読んでいます。
今の気分としては、次は久々に池波正太郎かな~。簡潔でスッキリした表現で、ちょっとした間や臨場感を見事に描き出す文体が恋しくなりました!!
[PR]
by ykbach | 2006-03-08 13:45 |
| ページトップ |
ブログトップ